AZPower株式会社(以下:AZPowerとする)が提唱するクラウド活用のあるべき姿「フルクラウドオフィスリファレンス」において、株式会社帝国倉庫(以下:帝国倉庫とする)への導入事例が日本マイクロソフト株式会社(以下:日本マイクロソフトとする)より紹介されました。

【日本マイクロソフト社 掲載記事】
Microsoft Customer Story-サーバー機器を完全撤廃!「クラウドのほうが安全」、帝国倉庫がトップダウンで進めた全システムのクラウドスピード移行
 
<記事概要>
■帝国倉庫様における課題

  • 情報系システムは、情報共有や双方向コミュニケーションの取りづらさが課題に。
  • グループウェアのEOSやメールシステムと販促システムが同居していて、IT統制が不十分。
  • 基幹系システムは、業務処理に多くの手作業が残り効率性が低いことや事務処理のリスクが高い。
  • システム面では、ハードウェアの保守切れが迫っていたうえシステム自体がレガシー化。保守・改修が困難なケースや運用管理が負担になるケースも増えていた。
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    ■選定ポイント

  • 1つのクラウドプラットフォームで、PC、サーバー、情報系システムから基幹系システムのフルクラウド化を進めるのに最適な製品だった。
  • 検討を開始した2020年の時点で、バックアップサイトが国内にあり、多要素認証が利用できること、データベースの暗号化に対応していること、5 分ごとのバックアップに対応していること、シンクライアント・仮想デスクトップに対応できることといった要件を満たしたのはAzureだけだった。
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    ■「フルクラウドオフィスリファレンス」導入効果

  • システム構築費用が約1億円と従来の想定プロジェクトの約半分になり、運用コストもコンピュータ室の運用管理がなくなったことで大幅に削減された。
  • バックアップなどの作業も東西リージョンを使うことで効果的に行うことができるようになり、災害時のデータリカバリーも15分で可能になるなど、システム環境が劇的に改善された。
  • 休日に障害対応するといった負担がなくなり、社員の働きやすさを実現し、顧客要望への対応といった本来の仕事に優先して取り組めるようになった。
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    <構成図>

     
    【フルクラウドオフィスリファレンスとは】
    フルクラウドオフィスリファレンスは、社内システム更新時の複雑な議論を回避し、企業の理想のゴールに向かって最適なシステム投資をサポートするサービスです。
    多くの検討要素が必要なシステム更新を、明確なゴール設定と段階的な投資でスムーズに進めるためのガイドラインを提供します。
    主な特徴として、Microsoft Entra ID(旧Azure AD)の認証基盤、Azure Virtual DesktopのVDI環境、そしてMicrosoft 365のフル活用、クラウドを最適に利用いただくためのネットワーク、リモートアクセス環境の最適化を中心に、企業が効率的にシステムを構築・運用するための支援を行います。このサービスにより、煩雑なプロセスを簡略化し、目指すべき方向に近づくことが可能となります。

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